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商品詳細こちら浦島太郎が竜宮城より持ち帰った
「玉手箱」をイメージし、折紙で作った
「箱」の出品です。
中にはエイジング効果のある煙ではなく
中身のないおはなしが入っております。
語り部は我が家に住み着いている黄色い鳥。
こちらのお箱
小物入れ、
もしくはお宅にも住み着いている
黄色い鳥の寝床にもいかがですか?
サイズは縦8cm×横8cm×高さ4cm
お気に召して頂けましたら
折りたたみ、封筒に入れ
郵送で送らせて頂きます。
なお、黄色い鳥はついていきませんので
ご了承下さい。
下記は中身のないおはなし↓
参照画像4枚目
〜親孝行はカニの味〜
好物のカニをはしゃいで食べていた母。
案の定カニの爪を落とし、
すぐさま犬が飛び付いた。
誤飲させまいと素早く手を伸ばしたが最後、
私の手には穴があき、大出血をした。
タオルを当てても滴る流血に
母は車を出した。
「いつも診てもらようるから
夜中でも診てくれる」と
行きつけの病院に連れて行ってくれるようだ。
暗がりの一軒家に到着し、
母は力の限りドアを叩く。
「先生〜開けて〜急患〜」
程なくして、
パジャマの先生が出てきてくれた。
「どしたん」
「娘が犬に噛まれて」
「ほぅ」
「連れてきたんよ」
「うん」
「それで犬は?」
「犬はどうもないよ。噛まれたのは娘」
「?」
私は動物病院に連れてこられていた。
「ここは動物病院よ」
「だけん犬に噛まれたから動物病院来たんよ」
「患者が犬なら動物の病院」
「なんで?」
「患者が人間なら人間の病院」
「なんで?」
「お母さん 撤退しよう」
「なんで?」
私は獣医に平に平に謝罪し、
まだまだ痛む手で自分で運転をし、
獣医が診てくれなかったことに
プンスカしてる母を宥めつつ、
帰路についた。
幸いにも出血は止まり、
次の日には親戚の営む
人間の病院へ行けたわけだが、
ドクター叔父に話すと
母らしいと大爆笑してくれた。
「らしい」と失笑されたぐらいだ。
私の知らぬ内に
よほど前科を積んでいるのだろう。
「犬より母に気を付けろ」と
アドバイスまで処方してもらった。
病院から帰ると母は犬に説教していた。
「説教されるべくはあんただよ」と
喉まで出かかった。
その一言を言わぬが親孝行。
グッと言葉を飲み込んだ。
親孝行は食べてもいないカニの味がした。商品の情報
| 商品の状態 | 目立った傷や汚れなし |
|---|





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